2004年11月26日(金) 04ko1proof-07 オリエンテーション

 プルーフproofとは,証明,証拠〔of, against〕(類語 proof は意見・主張など人を納得させるような証拠,evidence はある結論や判断の証明となる証拠を意味する,testimony はあることの真偽を証明するために述べられた[行なわれた]こと)の意味です。
 平成7年度から,理科においてはじめた新しい教科がプルーフです。その目的は,「もの」を科学的に把握,認識するためには,基礎的な科学の技法が身についていなければいけませんが,それをできるだけ系統立ててトレーニングすることにあります。特に,見る,処理する,表現する,発表することに重点を置いてきました。このプルーフ化学の目的もそこにあります。とにかく,よく考えて,課題を解決して下さい。ただし,正確さを要求します。正確な量の測定が科学であると考えるからです。
    

プルーフ化学とは
 「もの」を科学的に把握,認識するためには,基礎的な科学の技法が身についていなければならないが,それをできるだけ系統立ててトレーニングする。特に,見る,処理する,表現する,発表することに重点を置く。
 そこで,後期のテーマですが,「身の回りの水溶液の濃度を調べよう」にしたいと思います。私たちの身の回りには,いろいろな水溶液があります。たとえば,食酢,トイレ洗浄剤,消毒薬などです。食酢には酢酸が含まれています。トイレ洗浄剤には塩酸が含まれています。キンカンにはアンモニアが含まれています。また,オキシドールはうすい過酸化水素水溶液です。これらの濃度を知るには,どうすればよいでしょうか。
       

課題I オキシドールには,どの程度の過酸化水素が含まれているだろうか?
    過酸化水素の濃度を知るには,どのようにすればよいだろうか?
課題II トイレ洗浄剤には,どの程度の塩酸が含まれているのだろうか?
    塩酸の濃度を知るには,どのようにすればよいだろうか?
課題III 食酢の中には,どの程度酢酸が含まれているのだろうか?
     酢酸の濃度を知るには,どのようにすればよいだろうか?
課題IV キンカンには,どの程度アンモニアが含まれているだろうか?
     アンモニアの濃度を知るには,どのようにすればよいだろうか?
 さあ,どのようにして調べますか?いろいろ工夫してほしいのですが,時間が限られています。実験前に,あらかじめよく調べておくことが必要です。