平成27年度 近畿国立大学附属学校連盟近畿国立大学附属学校園PTA連合会
実践活動協議会

日  時:平成27年5月24日(日) 10:00〜16:30

会  場:奈良女子大学附属中等教育学校

当番校:奈良女子大学附属学校園

テーマ:『若草萌ゆ 〜「活力あるPTA活動」をめざして』

この行事は、近畿2府4県の国立大学法人附属学校園37校園の先生方とPTA関係者が一堂に集まり、子供たちの教育や附属学校園のあり方について、学び、語り合うことを目的とするものです。今年は奈良女子大学附属学校園が当番校ということで、新緑の緑がまぶしい古都奈良の地にて開催されました。


◆第1部 全体会・記念講演(10:00〜12:15)
  
  講 師:松本 紘先生(元京都大学第25代総長/現理化学研究所理事長/奈良女子大学文学部附属高校を卒業)
  演 題:「育人(いくじん)」  


宇宙空間に太陽光発電所を建設し、マイクロ波で地球に電気を送るという壮大な構想を提唱・推進されている宇宙物理学の権威であり、京都大学総長として大学改革を強力に推し進められた教育現場のエキスパートでもいらっしゃる松本紘先生を講師にお迎えし、まさに宇宙的スケールでの壮大かつ真理に迫るお話をお伺いすることができました。人口爆発と資源枯渇によって、数十年後には人類は滅亡の危機に瀕するかもしれない。そしてこの危機を乗り越えるには、幅広い教養、豊かな人間性を備え、すべてを楽しみ、どんな困難でも乗り越えようとするチャレンジ精神を持つ「人」を育んでいかなければならない。そのためには、学校だけでなく、家庭、地域を含めた社会全体が連携し、「育人」に取り組んでいかなくてはならないというお話をお伺いしました。人を育てることの意義について改めて考えさせられるとともに、当校が掲げる教育理念と相通じる部分があるのではないかと感じました。


◆昼食 (12:15〜13:15)


中学校の食堂のランチメニューをご馳走になりました。「学生に戻った気分で、温かい食事を楽しんでもらいたい」という当番校の皆様のお心遣いで企画されたとのこと。奈良の地元の新鮮な野菜を使った美味しいごはんを、中学校の教室でわいわい仲良くいただきました。


◆分科会 (13:30〜15:30)


先生と保護者が一緒になった6名程度の小さなグループに分かれ、「子供たちの安全について考える」と「PTAに必要な情報とは」という2つのテーマについて、それぞれの学校や家庭での問題、取り組みについて発表し合い、意見を交わしました。自分の意見を付箋に書いてから発表するというスタイルで進行することで、和気あいあいとした雰囲気の中、様々な意見やアイデアを学ぶことができました。


◆全体会 (15:40〜16:30)


奈良女子大学附属中等教育学校「器楽部」の1年生から5年生(つまり高校2年生)までの生徒の皆さんによる管弦楽の演奏を聴きました。会場の皆が聞ほれてしまうような、息の合った素晴らしい音色の演奏でした。演奏の後は、分科会での成果について、幼稚園、小学校、中高の各分科会の代表者によるプレゼンテーションがありました。家庭、学校、そして地域が連携し、子供たちを見守り、育んでいくことの大切さ。そしてそのベースなる相互のコミュニケーションの重要性について改めて確認、共有することができました。


◆さいごに


スムーズな案内、地元食材を用いた温かいお食事、生徒による演奏、奈良らしい記念品等、当番校の皆様のきめ細やかなおもてなしの心を随所に感じました。改めまして奈良女子大学附属学校園の先生方、PTA関係者の方々に深く感謝申し上げます。来年度は大阪教育大学附属池田中学校が当番校とのことです。学校の安全に対する先進的な取り組みについて学び、体験できる良い機会になると思います。


 
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