平成30年度第2回PTA公開授業

平成30年11月30日(金)13:30〜16:30 視聴覚室(本校北館3階)


 今年度第2回公開授業では、織田作之助を中心に大阪の作家について、作之助研究の第一人者である本校主幹教諭の宮川先生に講義いただきました。その後、文学碑や作品にまつわる場所、作家たちの墓所などめぐる文学散歩を行いました。

副校長 井上先生よりご挨拶
文化委員長 中山様より宮川先生のご紹介
講演の資料
織田作之助や同じ時代に活躍した作家たちについて
映画「還って来た男」で見られる、当時の大阪の様子など
文学散歩「天王寺七坂と大坂文学碑めぐり」
天王寺公園からスタート
林芙美子「めし」文学碑
逢坂
真田幸村終焉の地
天神坂
清水坂
料亭「浮瀬」跡
愛染坂
口縄坂
口縄坂の上の織田作之助文学碑
今はほとんど残っていない、大阪の路地
源聖寺坂
真言坂
生國魂神社にある井原西鶴像
織田作之助像
薄田泣菫文学碑
井原西鶴墓所にある武田麟太郎文学碑
上本町駅で解散
 織田作之助は、大坂に生まれ育ち、大阪を舞台とした数々の作品を残しましたが、作家としての活動は25歳からのおよそ8年間と長くはありませんでした。結核を患い戦争には行くことの無かった作之助は、昭和10年代に大阪を舞台とした作品を精力的に発表しました。当時は検閲が厳しく、叙情的なしっとりとした作風でした。戦後になると、太宰治や坂口安吾らと並び、無頼派と呼ばれるようになって行きました。その頃には、創作のために警官に勧められてヒロポンを打ちながら仕事をしていたと言う、今では考えられないようなエピソードも披露していただきました。
 その他にも、大阪に生まれ育った梶井基次郎、武田麟太郎、大阪にまつわる作品を残した林芙美子や薄田泣菫についても教えていただき、いよいよ文学散歩へ。天王寺公園にある林芙美子の「めし」の文学碑からスタートしゴールの上本町駅まで、いくつもの文学碑や作家たちの墓所、そして当時を偲ばせる路地などを、天王寺七坂を上ったり下ったりしながら、2時間余りをかけて巡りました。

 普段、先生方が学校で大事にされている、実際に足を運び、自分の目で見ると言うことを体験することができる授業でした。宮川先生、このような機会を作っていただき本当にありがとうございました。
 
Copyright (C) 2018 Tennoji High School attached to OKU. All rights reserved.