「科学のもり」夏季宿泊研修(つくばの部) 8月5日〜7日  
8月5日(日)から7日(水)の3日間、つくば市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)などの研究機関で、実習、見学する研修を実施しました。今年で3年目です。参加者は全員1年生、男子6人、女子5人の合計11人で、井上と笹川が引率しました。
はじめにJAXAの筑波宇宙センターに行きました。入口近くには、HII ロケットが展示してあります。全長50メートルあります。
日曜日だったので、一般の人と同じグループでの見学となりました。熱心にメモをとる本校生徒。
ショップ入り口には、ソユーズ宇宙線の帰還カプセルが置かれています。スペースシャトルが引退した現在、宇宙ステーションとの往復に使える宇宙船はソユーズしかありません。
宿に到着して夕食。この宿舎には毎年お世話になっています。
2日目は一日中、KEK(高エネルギー加速器研究機構)での実習。まずコミュニケーションプラザでガイダンス。
展示室で全体的な説明を受けます。
シンクロトロンの原理を体感するモデル。加速のタイミングを合わせるのが難しいです。
筑波実験棟では素粒子反応の検出器について説明を受けます。
地下から3階分くらいの高さがある。Belle検出器。現在は改造のため分解されています。
装置の内部がよく見えました。
大きな電磁石が並んでいます。
KEKB展示室で、装置の詳しい仕組みについて説明を受けます。
富士実験棟では加速器本体を見せてもらいます。ヘルメットをつけ、エレベータで地下におります。
延々と続く加速パイプと電磁石の役割について説明を聞きます。
このような風景が全長3キロのトンネル内にずっと延びています。
かなり奥の方まで見せてもらいました。
PF(フォトンファクトリー)研究施設では、放射光を使った研究がおこなわれています。
高輝度のX線が、60か所もの実験ブースに引き込まれています。
たくさん見学したので足が疲れました。レストランで一休みです。この日は専門的な会議も行われていたようで、たくさんの研究者の方で混雑していました。
午後はまず、霧箱の製作から。
霧箱は、放射線の飛跡を観察する装置です。各自で工作します。
ドライアイスを入れて冷やします。
ランタンのマントル片を入れると、そこから飛び出したα線などの放射線が観察できます。
何か見えたかを各自スケッチ。
見えたものとその特徴を発表します。
これはそのスケッチの一例です。
最後に素粒子に関する講義を聞きました。ヒッグス粒子に関する話題も詳しく触れられました。KEKでの研修は、充実した内容を理解するのが大変でした。
最終日は、国土地理院と地質標本館に分かれて見学しました。
地質標本館での見学の様子です。
たくさんの岩石や化石の標本があり、じっくり楽しめました。

今年の研修では、夕食後に一つの部屋に集まって質問会、学習会を開いたりして、昼間の学習を補足する工夫をしました。参加者は皆熱心に記録をとり、質問して理解を深めていました。充実した宿泊研修になったように思います。
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