本校ではSSHに取り組むにあたって、「プルーフ I 」 をはじめとしていくつもの「学校設定科目」を置くことになりました。それらの総体が、SSHコース用の学校設定教科「科学のもり」です。
 本校の中庭には、地下水を利用した緑化空間が作られており、ここを中心とした校地全体を、生徒たちが個々の力を伸ばしながら、附属天王寺の新しい伝統を作っていく場として「天王寺学びのもり」と呼んでいます。この「学びのもり」から、科学的素養を身につけた生徒がたくさん巣立っていくことを期待して、本校のSSHコースの教科名を「科学のもり」と名づけました。

左は生徒に募集して作成した「科学のもり」のロゴです。
科学のもりの木をイメージし、科学のもりを学ぶことを通して、その鍵をあけるという意味が込められています。
プルーフ I
   (高 I 対象)
 科学的研究を実施する際に必要不可欠な基礎的事項(仮説の設定,測定方法,データ処理,レポートのまとめ方や発表の仕方など)に関する知識や能力,態度の習得を実験・演習を通じて習得させる。
プルーフ II 
   (高 I ・ II 対象)
 身近な題材をテーマにした課題研究を少人数のグループで取り組ませ,創意・工夫を要求することで,互いの議論を通して,科学的思考を楽しめる環境を設定する。また,直接研究者から助言や指導を頂ける様な機会を設定し,大学等の研究施設や研究機器の利用も考え,科学的な研究手法を習得させる。
 また,高1・高2の異年齢集団でのグループ構成により,責任感が生じ,より主体的な取り組みが可能となる。 プルーフ II についてのブログはこちらから
論文講読
   (高 II 対象)
 文献から論文の構成を分析することにより,論理性を習得させる。また論文の形式や構成に慣れることを通じて,論文の作成能力も身につけさせる。
科学英語
   (高 II 対象)
 英語の科学論文を読む力を養うと同時にプ レゼンテーション能力を育成する。
プルーフ III
   (高 III 対象)
   2011年実施予定
 研究者と接することで、最先端の研究を身 近に感じ、研究者に必要な基礎・基本や教養を身に付ける動機付けを狙う。研究のスキルを身に付けるために、少人 数のグループ単位で、大学の研究施設等でインターンシップを行う。見学のみに終始させないため、プルーフ I ・II において見出した研究課題を、最先端の分析 方法を用いて、さらに探究し、それをもとに卒業論文を作成する。
生命論
   (高 III 対象)
 身近である「生命」について、外部講師 (産婦人科医師・生物学者・ホスピス病棟看護師・生命倫理学者)による講義、さらに命を実感できるように生徒たち が飼育・妊娠させたマウスを解剖し、母体や胎児を観察する解剖学実習を行う。さらに自分たちの問題と感じられるよう具体的な課題を設定し、習得した基礎的 な科学的・社会学的な知識に基づいて、グループ討議を行い、研究を深め、最終的に発表会でプレゼンテーションを行う。リスクマネージメントの視点を習得す ることにより、科学の発展と社会の関連性を意識できる科学者・技術者人材を育成する。本校の教員と外部講師により展開する。 生命論 についてのブログはこちらから
環境論
   (高 III 対象)
 京都大学芦生研究林をフィールドに、現地 で生じている複雑に入り組んだ様々な問題をテーマに、生物学者や経済学者さらに地元で生活されている方、都会か らこの地に惹かれて移住された方、行政関係者などによる講義や調査と自然体験を行う。これらを踏まえて、「自然と人間の関わり」をテーマに生徒たちが互い に議論するプログラムを実施する。生命論と同じく、リスクマネージメントの視点を習得することにより、科学の発展と社会の関連性を意識できる科学者・技術 者人材の育成を目指す。本校の教員と外部講師により展開する。 環境論 についてのブログはこちらから
サイエンス
    アド ベンチャー
   (高 III 対象)
 海外の世界的な研究施設を見学し、最先端 の研究を身近に感じることで、日常の学習と進路選択への動機づけを狙い、グローバルに視野を広がることを期待する。また、現地の高校生徒の交流も行う予定 である。

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